歯科技工士の仕事・歯科技工士の学校

歯科技工士の仕事
歯科技工士の仕事は、歯科医師の指示書に従って義歯(入れ歯)や差し歯、銀歯の制作と加工をすることで、国家試験に合格した人にその資格が与えられ技術専門職です。
近ごろは、単なる歯の治療というよりも審美的な面が非常に重要視されている分野のため、高度な精密技工技術が必要とされる専門職です。
全国に約3万3000人いるといわれていますが、その90パーセントが男性で占められています。
職場としては、歯科医院はもちろん、歯科技工所、歯科器材メーカー、教育機関、そして歯科材料関係企業などがあります。
年収は、その職場によっていくらか変わってきますが、年収ランキングによると約70位あたりに位置するようです。
歯科技工士は、何といっても手先の器用さが要求される仕事です。
入れ歯や差し歯など、1ミリどころか0.1ミリ単位の差でも噛み合せに大きな違いが出てくるため、その作業には精確さが要求されます。
腕の良し悪しによって、患者が快適な食生活を送れるかどうかが決定される重要な仕事なのです。

歯科技工士の学校
歯科技工士になるための学校には、国立の養成機関、短期大学、専門学校などがあり、また大学としては唯一、広島大学が歯学部口腔保健学科口腔保健工学専攻という専攻科を設けています。
専門学校は全国に約64校あり、入学するには、高校卒業以上の資格がなければなりません。
就業年数は2年制や3年制のところが多く、最近ではコースを設けている4年生大学、短期大学なども出てきています。
しかし、今のところはやはり専門学校で勉強して受験をし、資格を取るケースが最も多いようです。
専門学校は、やはり大都市圏に集中していますが、学校によって授業料はかなりまちまちです。
また、大都市よりも地方中小都市の専門学校の方が授業料、入学金ともに安めの傾向がありますので、じっくりと比較して学校を選ぶことをお勧めします。
歯科技工士の年収は、その職場によっていくらか変わってきますが、歯科診療所や歯科技工所などの民間に勤めた場合の平均年収は400万円前後です。

歯科技工士になるには・歯科技工士に向いている人

歯科技工士になるには
歯科技工士になるための最も一般的なコースは、高校卒業後、厚生労働大臣の指定した養成所の課程を修了した後、国家試験を受験し合格して免許を取得する方法です。
養成所は昼間の2年制、または夜間の3年制があります。
国家試験に合格した後、保健所に申請を行い、保健所の許可が下りたら厚生労働大臣による免許証が発行されます。
技術専門職として常によい仕事を行うためには、どの分野でもそうですが年々新しい素材やテクニックが出現するため、日ごろの勉強は怠ることができません。
何しろ、入れ歯や差し歯はほんの数ミクロンの違いで噛み合せ感がまるきり変わってくる大変デリケートなものなので、成功するには手先の器用さが要求されます。
歯科技工士の年収は、その職場によっていくらか変わってきますが、歯科診療所や歯科技工所などの民間に勤めた場合の平均年収は400万円前後で、月収で30万8800円です。

歯科技工士に向いている人
歯科技工士になるには細かい作業や精密さを求められてもそれにこたえられるだけの力量と情熱、持久力が必要となります。
歯科技工士の主な仕事は歯科医師の指示で人工の歯などを作るというもの。仕事の中身はとても地味ですが、人の口の中という繊細で敏感な場所に使うものを作るという自覚と責任がとわれます。
その割に歯科医師の年収レベルからすると低い年収や待遇面など、改善してほしい部分は多々ありますが、医療従事者としての誇りと技術者としての専門性に富んだとてもやりがいのある仕事だと思います。これからの高齢化の世界で需要があることもポイントです。

歯科技工士になるには・歯科技工士の需要

歯科技工士になるには
歯科技工士を目指すなら、まずは高校卒業後、専門学校や大学で専門的な知識を学びます。国家資格となり、業務独占資格として卒業、資格取得後の就職には有利になるでしょう。
しかし、その仕事の専門性、常に正確で精密さを求められる厳しさ、なにより患者さんが長い間、自分の体の一部として身につけるものを作る大事な仕事として、その年収の低さは少々気になります。
その年収を含めた待遇面の見直しは歯科技工士の団体等で訴えられ、見直しが迫られています。これからのその技術の需要の伸びと認知が進めば、これからの仕事としてはいい選択になるかもしれません。

歯科技工士の需要
国家資格の一つである歯科技工士という職業は、一見地味な職業にも見えますが、とても重要な意味をもつ仕事です。とくにこれから高齢者が増えるにつれ、需要はますます増えてくるでしょう。
歯科技工士は歯科医院や総合病院(もちろん歯科、口腔外科のあるところ)で勤務するのが普通一般的です。また、医療関連機器の製造、研究に携わる人もいます。しかし、その専門性に比べ、その年収は歯科医師やほかの技師に比べ、低いような気もします。
細かく精密な作業が求められ、手先の器用さはもちろん専門的な知識も多分に必要とされるこの仕事、その年収額などの待遇の見直しも行われているそうです。

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